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家探しの道しるべ その3 正しい予算を決める

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家探しの道しるべ その3 正しい予算を決める

まずは、正しい予算を決めなくてはなりません!

1.頭金(家を買う為に使う事の出来る金額)を決める
2.住宅ローンの借入可能額を知る
3.返済できる金額から借入限度額を決める
4.戸建とマンション、購入価格と支払価格は違う

家を買う時にかかるお金は『家の価格+諸費用』です。
これ以外には一切かかりません!

諸費用の内訳は物件(種類や価格)と仲介手数料が掛かるか掛からないかによって異なりますが、掛かる場合は概算で物件価格の5%位だと思っておけば間違いないです。

例えば、物件価格が4,000万円の場合、
4,000万円+諸費用(4,000万円×5%=200万円)=総合計4,000万円となります。

頭金の平均的な金額は物件価格の1割程度です。
上記の例でいえば400万円位ということになります。
頭金の出所として一番多いのは貯金ですが、ご両親に出してもらったり、借りたりするケースも少なくありません。

※ここで一つ注意ですが、よく「頭金0円で購入可能」という不動産のチラシ等を目にすると思いますが、基本的に頭金0円はありえません。まず、売買契約時には必ず手付金が必要になります。諸費用分も含め住宅ローンを借りて、全ての支払をした後に手付金分を余らせ、結果的に「自己資金0円で買えた」という事なら可能です。

この頭金は契約時に必要なお金という意味ではなく、“家を買う為に用意できるお金”という意味です。
契約時には、わずかな手付け金があれば良いのです。手付金は物件にもよりますが、大体50万円~200万円位です。一方、頭金は最後に「家の引渡しを受ける時」までに用意できれば良いお金です。

当然の話ですが、『掛かるお金の総合計-頭金=ローン金額』です。
しかし住宅ローンをご自分がいくら借りられるかを、正確に把握している方は意外と少ない様です。

家探しの最初に「月々返済できる金額」 から、「いくらまで借りられるか」正確にを調べる必要があります。
事前審査は直ぐに対応出来ますので、お気軽にお申し付け下さい!

しかし、借りられる金額と、返していける金額とは違います。
ましてや住宅ローンは長丁場です。短距離走ではなくマラソンなわけです。

ですから 「ペース配分=月々の返済額」 を “無理のない金額” に設定する事がとても重要です。
これが、理想の家に出会う為の1つ目のポイントになります。

では、その金額は何を基準に決めていけばよいのでしょうか?
最も一般的な方法は、『現在の家賃を基準に決める』 です。

毎月払い慣れている金額なので、ココを基準にすると、とってもイメージしやすいわけです。今の(家賃+駐車場代)がキツければ、もう少し減らして、多少余裕があるならば、少し増やして、という感じです。

ボーナス時に返済をするかどうかで、だいぶ返済可能額も変わってきますが、『このご時世、ボーナスなんて貰ってみないといくら貰えるか分からない。だから、ボーナス時の返済は無しにしたい。』 と言うのが、現在の一般的な考え方です。

また、より堅実なのはよほど安定している職業(公務員・一部上場企業など)以外では、ボーナス返済はしない方が良いと思います。する場合はなるべく、安全な金額にするべきです。
ボーナスは、あくまでもボーナス!
貯金しておいてある程度貯まった時に『一部を内入返済しても良いか』と思える時がきたら返済するのが一番健全な返済方法です。
内入返済は、「その返済額+その分の金利」 も返した事になるので効果的な返済方法です。精神的にも負担にならずゆとりに繋がります。貰えるか貰えないか分からないボーナスの心配をしないで、ローンを返しながら貯金が出来る。このようにローンに追われるのではなく、自分でコントロールできるようにしていく事が重要です。

経済的にも精神的にもゆとりを持てるよう、余裕をもった返済計画を立ててください。

ここで、具体的な返済額を出す前に、もう一つ重要な話をさせて下さい。
実は、戸建とマンションでは住宅ローンの返済以外に毎月掛かる費用が違います。

マンションには、戸建には無い月々の支払いがあるのです。
1.管理費
2.修繕費
3.駐車場代

この3点セットです。結構家計に重くのしかかって来ます。

多くのマンションがこの3点セットで約月々3万~5万位になります。
“買うときの価格が戸建てより安くても、月々の支払いは戸建てより高い”なんだか納得できない話ですが実際にそうなります。

例えば…
頭金500万円で年利2%・35年ローンを組んで家を買う場合。

例) 戸建ての場合
戸建て4000万円の場合+諸費用(物件価格の5%)200万円
=4200万円-頭金500万
3700万円のローン=月々122,567円
※戸建ての修繕費は月々1万円も貯めて置けは十分
結果として月々132,567円位になります。

例) マンションの場合
マンション3500万円の場合+諸費用(物件価格の5%)150万円
=3650万円-頭金500万円
3150万円のローン=月々104,347円
※マンションはこれに、3点セット(上記)約4万円位がプラス
結果として月々144,347円位になります。

戸建とマンションでは月々約12,000円も違ってきます。

“価格は戸建ての方が500万円も高いのに、月々の支払いはマンションの方が12,000円も高い” とこの様になります。

戸建とマンションの比較は月々の支払だけでは出来ませんが、単純に「マンションの方が安くて買いやすい」と思っていた方は、この点に十分気をつけて下さい。

上記の事を踏まえて頂きまして、早速アナタの適正な予算を出してみましょう!

未公開情報満載な最新物件詳細情報をご提案させて頂きます!

「 info@kenone.co.jp 」までお気軽にご希望、ご要望をお知らせ下さい!

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