家探しの道しるべ その9 不動産業者の選び方
物件資料の入手の仕方で一番カンタンなのは、私にメールでも電話でもご一報頂く事です!!
未公開情報満載な最新物件詳細情報をご提案させて頂きます!「 info@kenone.co.jp 」までお気軽にご希望、ご要望をお知らせ下さい! お電話は050−3552−7312です。
物件資料を入手できるだけではなく、同時に仲介手数料が無料になるか否か、無料にならない場合には、割引後の仲介手数料の額を同時に、しかも素早く知る事ができます。
ほとんどの物件はどの業者でも扱えますので、他のサイトに掲載されている物件でも全く問題ありません。
更に、どんなご質問にもお答えしております。どうぞご安心頂きましてお付き合い下さい。
一方ここからは、私には頼まないよ!と言う方。。。
まずは、ホームページやチラシなどで見かけた業者や近所の業者にコンタクトを取って、資料をもらって下さい。
ただ、ここで一つ注意点があります。
あなたの連絡先を教えてしまう前に、チョッとした質問をしてみて下さい。
質問の内容は何でも良いです。
気に入った物件の事や、サービスの事、住宅ローンや、税金の事、何でも良いです。
知りたいのは、質問の答えではなく業者の第一印象です。
そして好感のもてる業者に 「しつこくしない事を確認した上」で連絡先を教えてください。
一番大事な事は、
お客様が好感のもてる業者(営業マン)と付き合う事!
この事を忘れないで下さい。
この様にして付き合う業者を絞り込んだら、その後は物件のご提案の依頼や、物件の案内などを依頼して下さい。そして、物件のご案内などで実際に会った時に、好感が持てるか付き合っても良いかを確かめて下さい。
もし、気に入らなかったり、力不足を感じた場合は、物件はそのままで業者だけ代えれば良いのです。
とりあえずで構わないので、物件資料を入手する業者が見付かったら、第五チェックポイント通過です。
ポイント
1.物件資料はどの業者からでも入手できる!扱っている物件はほとんどが共通している。
2.業者とは相性も大事!気に入らない業者とは良い買い物も出来ない。
家探しの道しるべ その10 物件はたくさん見学しましょう
物件の資料を入手しその中に現地を見てみたい物件を決めたら、いよいよ、実際に物件を見に行くわけですが、少しでも気になる物件は必ず実際に見学しましょう!
1)物件を探している地域の土地の価格の相場や、
2)建物のバリエーションなどを把握する為に、
物件はなるべく多く見て下さい。
まずは現状を把握する!コレが大事です。
そして最終的には、”85~90%以上気に入る物件を見つける!”
コレが目標です。
ただ、漠然と片端から見るのではなく、『今日はこれを目標に見よう』 と言う具合に目的を決めて見に行きます。
実際にはこんな感じで見に行きます。
1.まず家の種類(戸建やマンションなど)が複数ある場合は、予算に幅を持たせて買いたいエリアの物件を見る。
2.買いたいエリアの買いたい価格帯の物件を絞って見る。
3.希望価格・エリアの変更が無ければ、もう一度、第二回目と同じ条件で違う物件を見る。気に入ったのが無ければ、新しい物件が出るまで根気よく待つ。
4.新しい物件が出たらスグ見に行く。
以上の様に進めます。
具体的に言いますと・・・。
まず予算に縛られず、買いたいエリアの物件を見る。
既に、大体の予算は決まっていても、ひとまず予算の事を考えずに各価格帯ごとに、何件かずつ見て回りましょう。
例えば… 3000万円台・4000万円台・5000万円台という具合に 最終的に買うか、買わないか、買えるか、買えないかは別として、 まず現在のお家事情を知っておく事が大事です。
まず、全体を把握してから攻めるのです。
何事も最初が肝心です。
と言っても、一回(1日で数件)見れば充分です。
これは、全体の相場をつかむ為にする事で、余計な迷いを無くす効果もあります。
『へぇー・これくらいの価格だとこういうのが買えるんだぁ』 とか『やっぱり、ケチったらこんなもんかぁ』 という位の事が把握出来れば十分です。
もともとこの日は、買おうと思って行って無いわけですから、結構気楽に楽しめると思います。
そして家に帰ったら、予算の決め直しをしなくて良いか否かを話し合ってみて下さい。
第二回目以降、何回か見に行っているうちに、 相場も現実も大体分かって来ますので、アナタの気に入った“ゆとり”の家が見つかります。
もし、見つからない場合は、自分が探している家(物件)は実際に有るのか、無いのか、それとも有ってもおかしくは無いけど、タイミングの問題で今はないだけなのか?
不動産業者に聞いてこれを見極める事です。
100%の物件はナイです!!
当たり前の話ですが、どうしても完璧な物件をどこまでも追い求めてしまいがちです。
別の言い方をすると、 どの家(物件)でも、
必ず “良いところ”、“悪いところ” が有るという事です。
“良いところ” とは ・・・、日当たりが良い ・駅から近い ・広い
“悪いところ” とは ・・・、日当たりが悪い ・駅から遠い ・道路が狭い などなど…。
従いまして、上手に家を見るには、必ずその家の “良いところ” “悪いところ” を、ハッキリと見極めるのがポイントです。
ただ漠然と雰囲気だけで見ていてはダメです。
もし、アナタが “良いところ” “悪いところ” を見つけられなければ、一緒に行ってる不動産業者に聞いてみて下さい。
『なんでこの家はこの価格なのか?』 と。
良いところも、悪いところも有ってその価格になっているハズですから、単刀直入に聞いてみて下さい。
もし、それが答えられないような営業マンは 『知識』 という面でかなり頼りないという事になります。
営業マンの能力測定も兼ねて必ず聞いてみて下さい。
そして自分で物件に評価点を付けてください。
何度も言いますが“100%の物件はナイ!”です。
ですが、 他人にとっては80%だけど、自分にとって90%だったら良いって事になります。
アナタが大体85%~90%満足できる家だと思ったら、 その物件はハッキリ言って“買い”です。
一般的な人が80%だと思う物件は、80%の価格が付いているもんです。という事は・・・、
アナタが90%満足出来る物件を80%の価格で買える!
という事になります。
ですから、 まずその物件の“良いところ”、“悪いところ”を見つける事が重要になってきます。
その悪いところが、アナタにとって“悪いところ”でなければ良いわけです。
また、物件を見るときは比較をしながら見て下さい。
『価格が同じなら、さっきの物件よりこっちの物件の方が良いよね』 とか、『こんなに価格が高いのに、そんなに良くないからさっきの物件の方が安くて良いよね』 と言う具合に見ていってください。
実はこれが一番分かりやすいのです。
何件も見て行くと、だんだん忘れていく事もあります。
ですから、物件に順位を付けながら見ていって下さい。
価格もそんなに、バラバラではないはずですから『こっちより、そっちが良い』ってやっていけば、 わりと“カンタン”に順位はつけられます。
一緒に行っている不動産業者の話も聞きながら見ていけば、アナタが気付かない事なども、気付いて教えてくれますから、決して難しい事ではないです。
価格に対しても満足度が高く、しかも見た中では一番良い!
これを、いかに上手に見つけるかに勝負はかかってきます。
不動産はどんな物件でも、必ずその価格には意味があります。
カンタンに言うと、『良い物件は高く、悪い物件は安く』となっています。
反対に言いますと“掘り出しもの”、“お買い得商品” は基本的には無いです。
という事はつまり、アナタが何件(同じ価格帯、同じエリアで5件以上)見ても、気に入る物件が見つけられない場合は…“求めている物件はもっと上の価格にある!”と言う事になります。
現実には有り得ない物件を探していては、 いつまでたっても気に入った家を見つける事は出来ません。
当たり前の事ですが、稀にこういう方がいらっしゃいます。
こうなってしまっては、ありえない物件を探しているわけですので 家は買えません。 では、なぜこうなってしまうのでしょうか?
それは100%の物件を探し続けているからです。
『やっぱりこの前に見た家が良かった』 と思っても、 家は車と違って同じ物は2つとありません。ですので後悔をしない為には、 アナタがが85%~90%以上良いと思う物件は、ご自分で掴み取って下さい。
“買おうと思った時には他の人に買われていた” という事がよくあります。
85~90%以上気に入る物件が見つかったら、
第六チェックポイント通過です。
本日のポイント
1.希望エリアの物件を価格別に見る。
2.希望エリアの相場を把握する。
3.予算の見直しが必要か否かを判断する。
4.各物件の良いところ、悪いところを見極める。
5.85~90%以上気に入る物件を探す
再重要ポイント
100%の物件・掘り出し物は無い!!
100%の物件を求めてはいけない!!
家探しの道しるべ その11 ほとんどの物件はどの仲介業者でも扱える!
ほとんどの物件はどの仲介業者でも扱える!
コレを忘れないで下さい。
せっかく85%以上気に入った家が見つかったのに、その時の不動産業者が気に入らなかったら・・・。
『家は気に入ったから、あの家を買いたい!!』でも、『あの業者とはもう付き合いたくない。』
なんて事も考えられます。
または、仲介手数料が無料だったり、少しでも安いところから買いたい!!
コレ、当然の『お客様の権利』です。
“不動産業者選び”のところでも言いましたが、物件情報は基本的に共有しています。
って事は?気に入った家(物件)を、他の業者で同じように紹介してもらえれば良いのです。
何も“一番最初に紹介された仲介業者から買わなくてはいけない”なんて決まりはありません。
仲介業者を選ぶのはお客様の当然の権利です。
仲介業者の方も、『アナタから買いたい!』、『アナタに仲介してもらいたい!』と選ばれなくてはいけない事は分かっています。
反対にこれが分かっていない業者は、ちゃんと仕事してくれません。
「サービスが悪い!」という事になります。
仲介業者を変える際は、気に入った仲介業者に、『この物件が気に入ってるんだけど、おたくじゃ仲介出来ないの?』と尋ねて下さい。
後はその仲介業者が何とかしてくれますので、お客様は全く心配する必要はありません。
必ずしも、「良い仲介業者が良い物件を紹介」してくれるとは限らない訳です。反対に「良い物件を紹介してくれる仲介業者が良い仲介業者」とも限りません。
という事はつまり、買い換えなくてよい家と、知識もあり人間的にも好感が持てる仲介業者の両方を探すつもりでいて下さい。
そして、お客様が“良い家”と“良い仲介業者”をセットにしてしまえば良いのです。
このセットが出来上がれば、第七チェックポイント通過です。
ポイント
・サービスが悪い業者も存在する!
家探しの道しるべ12 80%気に入ったら購入申し込みをしましょう!
購入の申込とは、単なる予約です!
従いまして、『申込をして、物件を確保してからじっくり再検討する』というのが、とっても賢い方法だと言えます。
申込金額が決まったら、いよいよ購入の申込をします。
購入の申込とは、お客様が 『この家(物件)私が買います。』との事を売主様に伝える事です。
とは言っても、「口で言っただけ」と言う訳にもいかないので書面で申込をします。
この書面は仲介業者に必ず置いてあるので、お客様が用意する必要はありません。
そして、この申込をする事によって、一般的には “予約” が出来るわけです。
この申込をしないと、お客様が 『よし!買おう!』と決めた時には、すでに他の人が買ってしまった。なんて事がよくあります。
ですから、だいたい80%位気持ちが固まったら申し込んでしまう事です。
この様に、まず、物件を確保しておいて、契約までにもう一度ゆっくり、じっくり考えて下さい。
熟慮の結果、 もし 『やっぱり買うのをやめよう。』となりましたら断れば良いです。
大抵の仲介業者は、あまりこういう事を勧めてはくれませんが、実はこれが一番良いやり方なんです。
そうは言っても、 『まだ購入の申し込みをするほど気持ちが固まってないなぁ』 って事はよくある事です。または、『購入の申し込みをしたら絶対買わなきゃダメなの?』と疑問もあると思います。
でも大丈夫!そんな事はありません!!
申込をしても契約さえしなければいつでも止められます。
しかもペナルティー(罰則金)等は一切ありません。
申込はあくまでも「購入予定の意思表示をしただけ」って事ですので、『やっぱりやーめた』がいつでも出来るわけです。
また、一部の業者では、申込金や予約金などを頂いている業者もありますが、私が担当する契約ではそのような事は一切ございません。
これはお客様の心理が「申込金を払ったのだから、買おう」となりやすいのでしているだけです。
『申込金を取る業者は要注意!!』です。
しかし、いくらペナルティーが無いからといって、節度無く申込めば当然トラブルの原因にもなりかねません。あくまでも購入を前提に80%程度、心が決まったらにして下さい。
また、購入の申込の際に契約日を決める必要がありますが、この日にちは大事です。
売主様にとっては、より早く契約をして頂ける方が嬉しいので、価格交渉にも影響を致しますので、出来るだけ早い日にちを提示しましょう。
そして注意すべき点は、価格交渉が成立してあとは契約日を待つばかりという時に、売主様サイドにもっと高い価格(満額)で他のお客様から購入の申込が入った場合は、価格の高い方に合わせて頂く様に依頼がまいります。従いましてお客様にとっても、他のお客様からの”ヨコヤリ”が入る前に、なるべく早く契約を行うことがベストと言えます。
ポイント
他の人に買われない様に申込で物件を確保する。
サイン前ならいつでも止められる。
申込金、予約金は業者の常套手段、払う必要なし!
家探しの道しるべ その13 親類知人には相談しましょう
契約直前にもう一度、人の意見を聞いて下さい。
コレは不安要素を取り除く為に出来ればして頂きたい事です。
購入の申込をして、無事に金額も折り合えばいよいよ売買契約となります。
その前に、ここまで来たら最後に“人の意見”を聞いてみて下さい。
意見を聞く相手は、アナタのために親身になって考えてくれる、ご両親・親戚・知人 が良いです。
アナタ以外の方は、冷静に見られる事も多いですから、“第三者の視点”の意見を訊いてみて下さい。
もしかしたら、今までアナタが気にもしなかった事や、気付かなかった事が、出てくるかもしれません。
この際ですから、思いっきり頼りにして意見を聞いてみて下さい。
しかし、ここで注意!
大体のご両親さんは、一度は反対するものです。
やはり大きな買物ですので。
それに、相談を持ち掛けられると人は、何か言ってあげよう、という気持ちになるようです。
従いまして、もし反対されても、まずは時間をかけてじっくり話し合う事が大事です。
一度は反対したものの、アナタの話を聞けば必ず賛成してくれるはずです。
何故ならばアナタはこれまで、“正しい家の買い方”を実践してきました。
何ひとつ間違った事はしてきていません。
その点は自信をもって下さい!!
相談した方の賛成が得られたら、第十チェックポイント通過です。
ポイント
・一番良いのはご両親の意見を聞いてみる。思いがけない意見が出る可能性も有り得る。
・いつか買うなら反対されても、じっくり話し合う。
家探しの道しるべ その14 契約
いよいよ契約ですが、この場に来ても、まだいつでも止められます。
コレを絶対に忘れないで下さい。
契約時にはとにかく落ち着く事です。
契約の流れはまず重要事項の説明からです。その内容が十分理解、納得出来たら、次に契約です。
遠慮する事は全くありませんので、少しでも疑問に思うことがあれば、どんどん質問して下さい。
時間はいくら掛けても良いのです。
もし、解決できない事があり、それが納得出来ない事なら契約は中止です。
忘れないで下さい!!
署名捺印をするまでは、いつでも止める事が出来ます。
書式は様々なものがありますが、宅地建物業法で定められていますので内容に差はありません。
また、難しい専門用語がかなり出てきますが、これも、分からない事はドンドン質問して下さい。
そして内容に納得できたら、ここまで一生懸命やってきた自分を信じてサインして下さい。
私は少しでも多くの方に、
1.業者に頼らず、
2.アナタ主導で進められ、
3.安全で自分に合った家探し
をして頂きたくて、この“虎の巻”を書きました。
何度も言いますが、アナタがこれまでしてきた家探しは、不動産業界に長年携わっている私が多くのお客様と接してきた経験と、私の子供達に“胸を張って話せる仕事がしたい”との思いから、お客様にとって、より安全でより利益のある家探しの方法だと、自信を持ってお勧めしている方法です。
晴々した気持ちでサイン出来たら、ゴールです。
ポイント
これまでしてきた家探しにに自信を持つ!