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日本一の最高階数ツインタワーマンションで、総3200戸が供給予定になっております。高さ235メートルの地上65階になります。予想ですが、日本だけでなく、海外からの投資家も注目してくると思います。最近も、世界的にコロナ禍のなかでも、日本の不動産が安全ということで、リスクが取れると判断して海外に住んでいる投資家が、西新宿の中古タワーマンションを購入していました。今回の事業メインデベロッパーは、野村不動産、東京建物、さらに住友商事、首都圏不燃建築公社、施工は、前田建設工業が協力していきます。この大型再開事業で10年後、新宿区都心が、期待できると思います。
計画では、日本の分譲マンションでは、最高層235mと、最高階数65階となる2棟の高層マンションを建設になります。戸数は、平成以降で、現在計画されている「晴海五丁目西地区第一種市街地再開発事業(HARUMI FLAG)の5632戸に次ぐ、約3200戸。65階だと勝どきで一番高いと「東京タワーズ」より高くなります。
計画名 西新宿三丁目西地区市街地再開発事業 所在地 東京都新宿区西新宿三丁目8~19番(住居表示) 最寄駅 京王「初台」駅 建築主 西新宿三丁目西地区市街地再開発組合(予定) 設 計 基本設計:梓設計 施 工 ― 地区名 A-1地区(北棟+南棟) A-2地区 A-3地区 用 途 住宅、店舗、事務所、生活支援施設、 構 造 H-RC造、一部S造 RC造、一部S造 RC造、一部S造 階 数 地上65階、地下2階 地上10階、地下1階 地上9階、地下0階 着 工 2022年度予定(解体含む) 竣 工 2029年度予定 備 考 ◆事業推進協力者………野村不動産、住友商事、東京建物、首都圏不燃建築公社 ◆事業協力者……………前田建設工業 ◆事業コンサルタント…佐藤不動産鑑定コンサルティング、上野計画事務所、梓設計、環境管理センター ◆事業スケジュール ・2018年度:都市計画決定 ・2020年度:組合設立 ・2021年度:権利変換計画認可 ・2022年度:着工(解体含む) ・2029年度:完成
再開発の対象エリアは、約4.8ha(ヘクタール)イメージですと東京ドームと同じ広さで、南西側に京王新線「初台」駅、北東には都営大江戸線「都庁前」駅、南東側には小田急線「参宮橋」駅、東側にはJR「新宿」駅が位置する交通の便に優れた立地です。周辺環境は、「新宿中央公園」をはじめ、高層ビル群の「新宿西口エリア」、南西方面に「新国立劇場」「東京オペラシティ コンサートホール」といった文化施設など、多様性あふれる地区です。再開発に合わせ、初台駅から十二社通りまでの歩行者デッキや地区外周部には歩道状空地も設け、回遊性の向上を図り、歩行者空間・歩行者ネットワークを構築する予定です。
大きく変わる西新宿3丁目
再開発が、目白押しで変貌を続けてきた新宿区西新宿ですが、大半が、青梅街道近くの西新宿五丁目、六丁目などでした。今回は初台寄りの「西新宿三丁目の再開発」により、甲州街道側が、大きく変わることになりそうです。
オリンピック後に始動する小田急百貨店の新宿駅西口の再開発もあり、これから西新宿は大きく変わっていきそうです。2000年代始めは、渋谷エリアでしたが、2020年以降は、新宿駅周辺の大型再開発で、新宿都心エリアが注目されていくと予測されます。
再開発の地域や完成図の詳細は、新宿区や野村不動産のホームページに記載されています。