「海が見える家に住みたい!」
海が好きな人なら、1度はそう思ったことがあるでしょう。
また、マリンスポーツや釣りなどが趣味の人にとって、海の近くに住むのは憧れかつ、合理的ですよね。
そこで今回は、海沿いの家を購入した場合の、メリット・デメリット、ポイントなどを解説していきます。
海沿いに家を購入したいと人は、ぜひ参考にしてみてください。
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら海沿いの家を購入するメリットとは?
海が好きな人にとって、思いたったらすぐに海にいける環境は何ものにも代えがたい魅力がありますよね。
マリンスポーツをする際も、使用した道具をすぐに洗うことができるので、メンテナンスの面でも便利です。
また、釣り好きな人にとっては、いつでも釣りを楽しめる最高の環境となります。
海好きに限らず、海沿いに家を購入した際には、次のようなメリットがあります。
●毎日がリゾート気分
●波の音などの自然に癒やされる
●新鮮な海産物が手に入りやすい
●精神が安定する
海の表情は毎日のように変化します。
海沿いに家があれば、毎日違う海の様子を楽しむことができ、精神的にも穏やかな日常を過ごすことができるでしょう。
また、子どものいる家庭では、砂浜などで自由に遊ばせることができるので、のびのびとした子育てができそうですよね。
そして、冒頭でもお伝えしましたが、なんといってもマリンスポーツや釣りが趣味の人にとって最高の環境です。
出勤前の朝早くにサーフィンやボディボードなどを楽しんだり、釣りを楽しんだりすることもできます。
マリンスポーツによって体が冷えても、すぐに家に帰ってお風呂で体を温めることができるのがメリットです。
また、釣り好きな人にとっては、釣った魚をすぐに持ち帰ることができ、新鮮な状態で食べることができるのは最高ですよね。
釣りをしない人でも、海沿いのスーパーや朝市などで、新鮮な魚介類が手に入りやすいのはメリットでしょう。
普通のスーパーでは売っていないような、魚が手に入ったり、新鮮な魚介類が食べられるシーフードレストランがあったりします。
新鮮な魚介類をつかった、シーフードバーベキューも楽しめそうですね。
そして、一番のメリットともいえるのが精神の安定です。
波の音や夕暮れの海など、毎日リゾート気分を味わえて、精神的に安定するのは、誰もが予想できることですが、実際に海を利用した海洋療法があるのをご存知でしょうか。
海洋療法といわれると聞き慣れないですが、タラソテラピーという言葉は聞いたことがありますよね。
ギリシャ語で、タラサ(海)とテラピー(療法)という言葉が合わさった意味からなる療法のことです。
海水はミネラルを多く含みますので、海藻や泥を使ったパックや、温海水による入浴、海水の中でおこなうエクササイズなどを総称したのがタラソセラピーとよばれています。
海を利用した療法は、身体的、心理的なリハビリに効果的なのはもちろん、晴れた日に海沿いを散歩することで、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが多く分泌され、うつ病などにも効果的です。
都会の喧騒に疲れた人は、海沿いの家でゆっくり暮らしてみるのはいかがでしょうか。
海沿いの家を購入するデメリットとは?
海好きな人にとって海沿いの家を購入することは、メリットしかないように思えますが、もちろんデメリットも存在します。
海沿いの家を購入するとどのようなデメリットがあるのか、みていきましょう。
●塩害
●風が強い
●湿度が高い
●災害の心配
以上のように、海沿いの家には環境によるデメリットが考えられます。
まず塩害ですが、海の近くは塩の影響で、車や自転車などの金属部分が錆びやすいのがデメリット。
海の近くに住みたいけど、塩害が気になって躊躇している人は、とても多いです。
自転車や車に限らず、住宅も傷みやすいため、定期的なメンテナンスが必要となります。
塩害の対策として、こまめに水で流せるように、外に水道やホースを設置するのが、海沿いの家での鉄則でしょう。
また、海の近くは風が強いのもデメリットです。
とくに、砂浜の近くの家ですと、砂埃による被害が大きくなります。
外に洗濯物を干す際などは要注意ですね。
湿気が強いのも特徴なので、洗濯物が乾きにくいなどのデメリットもあります。
海沿いの家では、外干しより室内干しがおすすめです。
家の中も湿気でカビが繁殖しやすいので、湿気対策はしっかりおこないましょう。
ここまでは、想定内のデメリットなので、しっかり対策をすれば日常生活にさほど支障はありませんが、問題は災害による心配です。
東日本大震災で、地震による津波の被害が大きかったことは記憶に新しいですよね。
海沿いの家は、災害の心配が常につきまといます。
地震や津波は、ある程度予測はできても、突然やってきますので、避難場所の確保や防災グッズなどをしっかり準備しておきましょう。
海沿いの家を購入するポイントとは?
最後に、メリット・デメリットの両方を把握した上で、海沿いの家を購入する際のポイントをお伝えします。
●ハザードマップを確認する
●購入前に日時を変えて何回か見に行く
●これから建てる場合は、塩や湿気の影響をうけにくい構造や資材を選ぶ
海沿いの家を購入する際、1番のポイントとなるのが、ハザードマップです。
ハザードマップは、国土交通省のポータルサイトで確認することができますので、必ず事前にチェックしましょう。
国土交通省のポータルサイトでは、重ねるハザードマップと、わが街ハザードマップの2種類が公開されています。
わが街ハザードマップで購入する土地の住所を入力すると、市町村の行政が作成したハザードマップへ移動することができます。
大まかな情報をみた後に、重ねるハザードマップで、詳しい情報をチェックしてみましょう。
重ねるハザードマップでは、指定した地域の地図と、洪水、土砂災害、津波、道路防災情報など、種類別の情報をみることができます。
とくに海沿いの家を購入する場合は、津波に関する情報は必ずチェックしてください。
津波が発生した際に浸水が想定されるエリアや、指定緊急場所も表示されています。
また、標高もしっかり確認する必要があります。
海と比べて高台になっている土地を選べば、津波の影響を受けにくいです。
また、埋立地や盛土した土地は、液状化の問題がありますのであまりおすすめできません。
ハザードマップで住みたい土地の災害に関する情報を確認するほか、日常生活に関わる情報を調べることも大事です。
購入予定の土地や家を見に行く際は、日時を変えて何回か見に行くことがポイントとなります。
平日と土日祝、朝と昼や夜など時間帯によって人の動きが違いますし、とくに海水浴場となっている海では、シーズンには多くの人が訪れます。
穏やかな海を想像している人は、海水浴場の周辺は避けたほうが良いでしょう。
また、海沿いに新築の家を建てる際は、できるだけ塩や湿気の影響を受けにくい構造にすることをおすすめします。
湿気予防には24時間換気システムを取り入れると良いでしょう。
また、海沿いの家は潮風や砂埃の影響もあり、窓を開けっ放しにすると家の中に影響を及ぼします。
窓をしめてエアコンを稼働する機会が多くなりますので、光熱費が節約できるような性能の良い家を建てましょう。
湿気の関係で洗濯物を外に干せないことが予想されますので、サンルームを作るのもおすすめですよ。
まとめ
今回は海沿いで家を購入する際のメリット・デメリット、ポイントなどをご紹介しました。
毎日素晴らしい景色を見ながら暮らすことができる最高の環境ですが、デメリットもあるため適切な対策が必要です。
海沿いで家を購入する場合は、まずは建築家やハウスメーカーなどに相談してみましょう!
\お気軽にご相談ください!/
弊社へのお問い合わせはこちら