(出典:三井不動産)
東京駅前・八重洲エリアは、国家戦略特区に指定された大規模再開発を中心に、オフィスビルや商業複合施設の建設が進んでいることは知っていますか。オフィスビルとして日本一の高さ390mとなる6年後完成の2027年度(令和9年度)竣工予定のTorch Tower(手がけているのは三菱地所)、都内3番目(令和4年)2022年完成予定のミッドタウン「東京ミッドタウン八重洲」(手がけているのは三井不動産)、大規模な計画が並行して進められています。
東京駅前・八重洲エリアは、国家戦略特区に指定された大規模再開発を中心に、オフィスビルや商業複合施設の建設が進んでいます。八重洲口で進められる再開発事業。八重洲一丁目と二丁目にわけて進めらていまして、八重洲一丁目ではオフィス・店舗・医療施設等を擁する複合施設が、二丁目北地区では「東京ミッドタウン八重洲」が建設される予定です。
現在、東京駅八重洲口正面にバスターミナルが設けられていますが、これら再開発ビルの直下にも大規模なバスターミナルが設けられる予定です。地下街や地上の繁華街、オフィス街など、多様なジャンルに及ぶ店舗が集まり発展したこのエリア。鉄道のみならずバスの交通拠点としても強化されます。完成すれば、「バスタ新宿」に並ぶバス交通の要となり、各地からの玄関口となることでしょう。
国家戦略特区に指定された大規模再開発が進む東京駅東側の八重洲口側になります。西口側は丸の内側になります。そのプロジェクトのうちの一つ、「三井不動産」が手掛ける八重洲二丁目北地区第一種市街地再開発事業の街区名が「東京ミッドタウン八重洲」に決定しました。(令和4年)2022年8月の開業を目指して工事が順調に進んでいます。
同じ総合デベロッパーの「三菱地所」の約30年近くにわたる再開発によって、今では多くの人々で賑わう東京駅西側の丸の内に対して、再開発があまり進んでいなかった八重洲口側になります。その理由は、江戸時代の丸の内は、広い大名屋敷が並ぶ武士の町だったのに対して、八重洲は、職人や商人の町だったため、街区が小さく権利関係が複雑だったためとされています。そのため再開発に時間がかかりました、
それでも、日本を代表する玄関口としては、時代遅れの感じがしていたので多くの資金を使って立ち退いてもらったと思います ただ一部はまだ立退が進まずに残っている雑居ビル残っています
自分も、東京駅前でなんでこんなにごちゃごちゃした雑居ビルが多いのかとは思っておりましたら、
令和に入ったらどんどん更地になっていたので、何か大きい再開発が始まるのかと思っておりました
まず、外堀通りに面する八重洲一丁目東地区、八重洲二丁目北地区、八重洲二丁目中地区という隣接する3つの再開発プロジェクトがスタート。その皮切りになるのが八重洲二丁目北地区の「東京ミッドタウン八重洲」になります。
高さ約240m・地上45階建てと、高さ約41m・地上7階建ての大小2つのビルから成る3つ目の東京ミッドタウンになります、
東京には、「六本木ミッドタウン」(港区)「日比谷ミッドタウン」(千代田区)最新の「八重洲ミッドタウン」(中央区)完成します
延べ床面積約289,750㎡を誇る。
ラグジュアリーブランドのホテルと
小学校が入るミクストユース(複合用途)の再開発
「東京ミッドタウン八重洲」では、八重洲ならではの価値として「Centrality(圧倒的な交通利便性を活かし、世界への出発点となる街)」、「Open Mind(誰にでも開かれ、新たな成長や挑戦の機会があふれる街)」、「Harmony(多様な人々が出会い、感性が重なり、新たな価値が生まれる街)」を挙げる。その上で施設全体のコンセプトを「ジャパン・プレゼンテーション・フィールド~日本の夢が集う街。世界の夢に育つ街~」とした。
(出典:三井不動産)
これまでと同様にオフィスや商業施設、ホテルなどが入るミクストユース型(mixed-use)複合用途の事で、最大のトピックは世界6都市に展開しているブルガリ ホテルズ&リゾーツの日本初進出です。
39階から最上階の45階に「ブルガリ ホテル 東京」がオープンします。全98室の客室にリストランテ、バール、屋内プールを備えたスパなどがそろい、ラグジュアリーかつ特別な体験をもたらしてくれると思います。
そして、もともとこの地にあった中央区立城東小学校が1~4階に入ることも大きな注目を集めている。同校は関東大震災後の1929年に建築された復興小学校の一つで、学区外からも通学できる特認校でもあります。
2014年から中央区の理数教育パイロット校に指定されています。先進的な理数教育が受けられるとあって、中央区内に住む多くの家庭から問い合わせがあるといいます。
東京駅周辺で最大級の基準階専有面積約4,000㎡を持つオフィスフロアには、法人向けシェアオフィス「ワークスタイリング」がオープン。ほかにもテナント企業が利用できるフィットネスジムやラウンジ、専用会議室などが設けられ、多様な働き方を実現させる最先端のオフィスとなっています。
新型コロナウイルス感染症対策として
完全タッチレスオフィスを実現
新しい取り組みとして特筆すべきは、新型コロナウイルス感染症対策が取り入れられることです。接触感染、エアロゾル感染、飛沫感染という3つの感染メカニズムに着目し、それぞれの感染ルートに効果的な対策を採り入れています。
接触感染については、顔認証による入退館システムでエレベーターやオフィスへの入室を非接触化。エレベーターにはホログラムボタンも取り入れ、首都圏の大規模オフィスとしては初の完全タッチレスオフィスを実現しています。
エアロゾル感染にはオフィスやエレベーターに抗菌高性能フィルターを設置し、ウイルスの捕集率を大幅に向上。飛沫感染には商業施設内の混雑状況をリアルタイムで提示し、フィジカルディスタンスの確保を促します。
ほかにもビルメンテナンス業務の省人化を推し進める清掃ロボット、室内ロボット、運搬ロボットに加え、フードデリバリーに活用できるデリバリーロボットを導入。さらに、三井不動産が保有・開発した全国5ヶ所の太陽光発電所でつくられるグリーン電力を活用し、SDGsの達成や脱炭素社会の実現を目指します
この辺りの設備・仕様は今度オフィースビルのスタンダードになっていくのではないかと思います
京橋や日本橋とウォーカブル(まちづくり)につながり
丸の内・大手町に並ぶ街へ成熟(熾烈な戦いである 丸の内の三菱地所グループと八重洲口から日本橋の三井不動産グループの発展が期待できます)
今後、隣接する八重洲一丁目東地区と八重洲二丁目中地区の再開発がともに(令和7年)2025年に竣工すると、八重洲の利便性はますます向上いたします。3地区の地階にはバスターミナルが整備され、現在、東京駅周辺の歩道に分散している高速バス停留所を集約いたします。国際空港や地方都市を結ぶ高速バスが発着する国内最大級(20バース)のバスターミナルが完成予定です。
さらに八重洲の再開発が与える影響としては、周囲の地域とウォーカブル(まちづく)につながることが挙げられます。東に隣接する「京橋」駅周辺では一足早く再開発が行われ、銀座からの人流を取り込むことに成功している点に注目したいです。
中央通り沿いには「東京スクエアガーデン」(2013年竣工)、京橋江戸グラン(2016年竣工)、京橋トラストタワー(2014年竣工)、ミュージアムタワー京橋(2019年竣工)(旧ブリヂストン美術館の建て替え)が並び、2024年には(仮称)新TODAビルが開業する。八重洲二丁目中地区が竣工すれば地階で「京橋江戸グラン」とつながり、つまり東京駅から「東京ミッドタウン八重洲」を介して、東京メトロ銀座線「京橋」駅まで直接アクセスできることを意味します。(雨の日には大変便利だと思います0
そして北に隣接し、三井グループのお膝元でもある日本橋でも八重洲一丁目北地区や、日本橋一丁目中地区、日本橋室町一丁目地区という再開発が目白押し。さらに将来に目を向け、首都高速の地下化によって日本橋川の青空を取り戻すことができれば、周囲の景観は激変する。京橋から日本橋にかけてのエリアは一体感が高まり、さらに魅力あふれる街へ変貌を遂げるに違いないと思います。
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