皆さんは、中古物件の内見をするときどんなところをチェックしていますか?
どうしても室内ばかり意識しがちですが、建物や周辺環境の確認も大切です。
そこで本記事では、中古物件の内見で確認したいチェックポイントをいくつか紹介しています。
「住んでみると後悔ばかり」なんてことにならないためにも、事前にしっかり確認しておきましょう。
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新築物件とは違い、中古物件は以前人が住んでいたため、内見ではチェックしたいポイントがいくつかあります。
ここでは、室内のどんなところをチェックしたら良いのか紹介します。
建具の寸法
中古物件は築年数が経っているため、窓や建具などに歪みが起こっている可能性があります。
そのため、パッと見た内見だけでは分かりにくくても、いざ家具を設置するとサイズが合わず後悔してしまうケースは少なくありません。
ですので、内見の際は必ずメジャーを持参し寸法を測っておきましょう。
ビー玉を転がして床の傾きを確認するのもおすすめです。
心配な方はホームインスペクションを使用してみてください。
正確な寸法を測ることができます。
コンセントの位置
中古物件のように最初からコンセントの位置が決まっている物件は、内見のときにどこにコンセントがあるか確認することも大切です。
その際、位置だけでなく数も数えておくと良いでしょう。
水回り
お風呂場やトイレ、洗面所などの確認も欠かせません。
むしろ建具の寸法やコンセントの位置よりも重要なチェックポイントでしょう。
生活をするうえで欠かせない場所ですから、使用感はもちろんのこと漏水や床浮きなどがないかということも確認しておく必要があります。
万が一問題があった場合、きちんと業者に伝え対処してもらってください。
収納の数
間取り図だけでは収納の中身やサイズ感までは分かりません。
一見するとたくさん収納があるように見えても、実際見てみるとあまり物が入らなかったり思うように扉が開かなかったり、開くと邪魔になるなどマイナス点がある場合もあります。
ですので、内見の際は必ず使い勝手も含めて確認しておきましょう。
収納は数が多ければ良いのではなく、以下が重要になります。
●満足に収納できるか
●扉の開閉はしやすいか
●物は出し入れしやすいか
ニオイや汚れ
間取り図だけ見ると魅力的な物件も、いざ内見をしてみるとマイナス点が増えるケースは少なくありません。
特にニオイや汚れは直接見てみないことには分からないため、内見せずに決めてしまうと失敗してしまう場合があります。
たとえばカビくさい、湿気による傷みやシミなどが目立つ場合はただちに対処してもらいましょう。
天井のシミは雨漏りしている可能性もありますから放置しておくと大変なことになりかねません。
中古物件内見での建物チェックポイント
内見でのチェックポイントは室内だけではありません。
建物もまた、問題点がないかしっかり確認する必要があります。
特に中古物件は築年数が経っているので隅々までしっかりチェックしておきましょう。
ここでは、重要なチェックポイントをいくつか紹介します。
外壁や基礎のひび割れ
外壁や屋根が劣化していると、家の状態に大きく影響してきます。
特に基礎のひび割れは床や柱が歪んでいる可能性がありますので、生活に問題が生じてしまうでしょう。
まず外壁や基礎ですが、前述したとおりこれらの部分にひび割れがないか確認します。
コンクリートやモルタルは材質的にひび割れが起こりやすいため、中古物件のように築年数が経っている物件は必ずチェックしなければなりません。
またひび割れも小さいものなら問題ありませんが、幅0.5mm以上・長さ1m以上の場合は内部にまで影響している恐れがありますので注意が必要です。
放置していると腐食しやすくなるのですぐに対処しましょう。
ちなみに、きちんと管理が行き届いている中古物件は築年数が経っていても良い状態を保っています。
要するにひび割れが多い物件はあまりおすすめできないというわけです。
他にも鉄部のサビや腐食、防水塗装が損傷していないかもチェックポイントになります。
屋根の雨漏り
屋根や軒裏の確認も欠かせません。
これらの部分に破損がないか確認し、雨の日に訪れたときに雨漏りしていないかも確認しておきましょう。
そもそも屋根や軒裏が破損していると雨漏りの危険性があるため、見つけたらすぐに不動産会社に相談してください。
ただこの2つはきちんと確認しにくいため、インスペクションを利用するなどしてプロに診断してもらうのがおすすめです。
給湯器がある場合
近年は給湯器を設置している物件も少なくありません。
新しく設置する場合もそうですが、交換時期をきちんと確認しておきましょう。
特にマンションは確認できないことが多いため、しっかりメンテナンスされているか管理人に問い合わせをしてみてください。
またガスや排水の種類を知っておくことも大切です。
どの種類のガス・排水を使っているかで毎月の出費も変わってきますので、忘れずチェックしておくことをおすすめします。
中古物件内見の周辺環境で意識したいチェックポイント
これまで室内と建物の内見チェックポイントを紹介してきました。
今度は周辺環境で確認したい点を紹介します。
安心安全に生活するうえで非常に重要なポイントになりますから、内見の際はしっかり確認しておきましょう。
日中だけでなく夜間に確認するのもおすすめです。
スーパーマーケットの有無
徒歩圏内にスーパーマーケットがあると生活しやすいでしょう。
数ヶ所あると助かりますが、1ヶ所だけでもあるのとないのとでは全然違います。
また徒歩圏内にない場合でも、自転車でアクセスできる距離にあれば不便は感じません。
どんなに魅力的な物件でも、生活に欠かせない施設が近くにない物件は住みにくいでしょう。
ですので、内見をするときは周辺にスーパーマーケットがあるかも確認しておいてください。
スーパーマーケット以外なら、コンビニや病院、小学校などもあるか確認しておきましょう。
特に小さいお子さんがいる方は、近くに公園があると助かります。
生活をするうえで、「生活の利便性」はとても大切です。
帰宅が遅い方は24時間営業しているスーパーマーケットがあるかも確認しておくと良いでしょう。
夜道の安全性
女性の場合、夜道の安全性も確認しておきたいチェックポイントです。
駅から家までに街灯はあるのか、また人通りが多い道があるのかも確認しておきましょう。
なるべく駅から近い物件がおすすめですが、その場合、騒音が気になる可能性もあるので日中と夜間、どちらの周辺環境も確認しておくと安心です。
内見で多いのが「昼間見学したときは良かったのに」というケースになります。
朝や昼間は人通りが多くても、夜になると一気に人通りがなくなる道は少なくありません。
ですので、明るい時間帯だけでなく夜道もしっかり確認するようにしてください。
駅までの距離
交通の便も、内見でのチェックポイントになります。
物件概要に書かれている内容と実際に確認してみたときの所要時間が異なる場合がありますので、駅からの距離や歩いてどれくらいかかるかも確認しておきましょう。
他にも、バス停までの距離や駅までの信号の数(赤信号での待ち時間)なども確認しておくと安心です。
周辺環境を知ることは非常に重要ですので、室内や建物ばかりに気を取られないようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
中古物件は以前人が住んでいたため、新築物件以上に内見でのチェックポイントがあります。
また昼間と夜間では周辺環境の雰囲気も変わりますから、細かいところまでしっかり確認しておきましょう。
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