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単独でローンを組むメリット、デメリットとは?

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単独でローンを組むメリット、デメリットとは?

単独で住宅ローンを組む「単独ローン」のメリット・デメリットとは?

住宅ローンを組む方法にはさまざまな方法がありますが、どの方法でローンを組むか悩む方も多いでしょう。
一人でローンを組む場合は、単独ローンになりますが、夫婦で暮らすのであれば収入を合算してローンを組んだり、ペアローンという方法もあります。
しかし、ローンの組み方によっては手続きが面倒になることもあるので注意が必要です。
この記事では、単独でローンを組む際のメリット・デメリットをご紹介しますので、ローンの検討をしている方はぜひ参考にしてください。

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単独ローンの特徴とは

単独ローンの特徴とは

ローンを組む際に一番シンプルでわかりやすいのが単独ローンです。
そんな単独ローンの特徴や契約する際の流れを解説していきます。

単独ローンとは?

単独ローンとは、名前からもわかるように単独でローンを組むことをいいます。
金融機関から単独で融資を受け一人で返済をおこなっていきます。
もちろん、一人で融資を受けて返済をしていくので、返済する能力があれば条件なくローンを組むことが可能です。

収入合算(連帯保証型)

収入合算(連帯保証型)とは、自分ともう一人の人物の収入を合計してローンの申し込みをする方法です。
一般的に、夫婦で収入を合算して片方が債務者として返済をおこない、もう一人は連帯保証人として契約をおこないます。
ですので、債務者である人物がローンの返済をできない状態になったら、連帯保証人となった人物がローンの残債を返済していくことになります。
また、この方法でローンを組む場合は、金融機関からの借入額が少なめに設定されている場合が多いです。
借入金額は、二人の合計した収入の50%前後となっている場合が多く、単独で借り入れをする場合より一人当たりの借入額が少なくなるのが特徴です。
これは、多くの融資をすると債務者が返済できなくなった場合、連帯保証人に大きな負担をかけてしまうので、金額が抑えられているといいます。

収入合算(連帯債務型)

収入合算でローンを組む際は、連帯債務型といった方法でローンを組むこともできます。
連帯債務型とは、融資を受けた金額を2人がそれぞれでローンを組んで返済していく方法です。
収入を合算するところまでは通常の方法と一緒ですが、1つのローンに対して2人が債務者になることでローンを契約します。
契約上は1人が債務者となり、もう一人が連帯債務者として契約するのがこのローンの特徴です。
この契約をした場合、夫婦二人の収入を合計して借り入れをおこなうので、単独で借り入れをおこなうときよりも多くの融資を受けることが可能となります。

ペアローンでローンを組む

ペアローンとは、1つの建物に対して2人が別々のローンを組む契約方法です。
たとえば、5000万円の住宅を購入する際に、一人が3000万円のローンを単独で組み、残りの2000万円のローンをもう一人が単独で組み住宅を購入します。
この方法でローンを組んだ場合、それぞれが契約した金額のみに返済の義務が生じるので、もう一人の返済を保証する必要はありません。
また、住宅の所有権は負担する金額によって変化するので覚えておきましょう。

単独でローンを組むメリット

単独でローンを組むメリット

単独でローンを組む際のメリットはそのようなものがあるのでしょうか。
メリットは大きく5つあるのでそれぞれ見ていきましょう。

複雑な手続きをしなくていい

単独でローンを組む場合、手続きが非常にシンプルで簡単というメリットがあります。
他の方法でローンを組む場合は、ローン契約をする人の分だけ書類や手続きが必要になりますし、契約する場合は2人での話し合いもしなければいけません。
しかし、単独で契約する際は自分の書類だけ準備すればすぐに契約することができるので、非常に簡単に手続きを済ませることができます。

手数料を抑えることができる

単独でローンを組んだ場合、登録や手続きにかかる手数料を抑えることができます。
2人で登録をおこなう場合、それぞれ登録費用がかかりますが、1人でローンを組む場合自分の分だけの費用で済むので出費を抑えることができます。
大きな金額ではありませんが、手数料を抑えることができるのはメリットといえるでしょう。

団体信用保険の恩恵を受けられる

個人でローンを組んだ場合、団体信用保険の恩恵を受けることができるので、万が一のときでも安心です。
団体信用保険とは、債務者に万が一のことがあった場合に保証会社によって残債を保証してくれる制度です。
長期間に渡って返済していれば、病気や怪我などによって返済が困難になる場合がありますが、団体信用保険によって保証されるので、家族に負担がかかることもありません。

連帯債務者がいないのでリスクが少ない

連帯債務者がいないので、突然支払いを負担しなければいけなくなるようなこともありません。
夫婦などで一緒にローンを組んでいると、配偶者が妊娠などで収入が減ったときに、配偶者の分まで支払いが発生するので返済が困難になることがあります。
しかし、単独でローンを組んでいればそういった予期せぬ事態が起きることもないので、返済を滞納してしまうといったリスクを減らすことができます。

離婚をしても手続きが必要ない

単独でローンを組んでいれば、離婚をして別れるといったときでも所有権に関する話し合いや手続きの必要がありません。
収入合算やペアローンで住宅ローンを組んだ場合、債務者の変更や所有権に関する話し合いがないので、スムーズに手続きをおこなうことができます。
夫婦でローンを組んでいる場合などは、とくにトラブルに発展しやすいのでそういったことを回避できる点では大きなメリットといえるでしょう。

単独でローンを組むデメリット

単独でローンを組むデメリット

単独でローンを組む際のデメリットはそのようなものがあるのでしょうか。
デメリットは大きく2つあるのでそれぞれ見ていきましょう。

融資額が少なくなる

単独でローンを組む場合、融資額が少なくなるといったデメリットがあります。
融資額は、収入によって限度額を決められることが多いので単独の収入でローンを組む場合、どうしても融資額は減ってしまいます。
2人以上であれば、多くの融資を受けることができるので希望の住宅を購入することができますが、単独で契約する場合は諦めるか違う物件を探さなければいけません。
しかし、単独でも十分に資金があり返済能力があると認定されれば、融資を受けることもできますし、希望の住宅を購入することもできるので、そういった人にはデメリットとはならないでしょう。

住宅ローンの控除額が少ない

単独でローンを組む場合、控除を1人分しか受けることができません。
住宅ローンを組むと、所得に合わせて税金を控除することができるので、債務者が多ければその分控除を受けることができ、お得にローンを組むことができます。
しかし、単独でローンを組むと自分の分しか控除を受けることができないので、他の方法でローンを組んだ場合と比較して控除額は大幅に減ってしまいます。
もちろん、2人でローンを組むときはその分リスクもついてくるので、そういったリスクもふまえたうえで契約しなければいけません。

まとめ

単独でローンを組む際のメリット・デメリットをご紹介しました。
夫婦でローンを組むことで得られるメリットもありますが、その分リスクもついてくるので注意しなければいけません。
その反面、単独でローンを組むときはデメリットこそあるものの、リスクはほとんどないのでリスクを抱えることなく手軽にローンを組みたい方は、単独ローンを検討してみてください。

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