賃貸マンションの家賃が上昇しています。民間調査によると、1月は東京23区で前年同月に比べ1割高くなっ ています。都心に人口が回帰するなか、新築・中古マンションが高騰しております。購入を諦めた人の賃貸需要が強いです。大企業を中心に賃上げが広がり、借り手の家賃負担能力が高まったことも背景にあります。 3カ月連続で最高値を更新し、今後も値上がり基調が続く公算が大きいです。これは、東京都心だけでなく、首都圏ではあてはりますので、特に市町村人口第一の横浜市も値上がっていきます。 不動産情報サービスのアットホーム(東京・大田)が主要都市13カ所の賃貸マンションを対象に、月額の募集家賃(賃料、管理費・共益費などを含む)を面積規模別に集計しました。 2月26日に発表した 1月の平均募集家賃は、東京23区でファミリー向き(50~70平方メートル)が前月比604円(0.3%)高い22万2146円だった。前年同月比では1万6493円(8.0%)高く、(平成27年)2015年1月の集計開始後の最高値を3カ月連続で更新しました。 札幌市は前月比1.2%高い8万7417円、名古屋市は0.3%安い9万4865円、大阪市は0.9%高い14万3225円、福岡市は0.5%高い10万6911円だった。全13エリア中、8エリアで最高値を更新した。 マンション家賃の上昇の背景には、経済再開に伴う都市部への人口流入があります。 新型コロナウイルス禍で在宅勤務・リモートワークが普及し、住居を郊外に移す動きが広がりました。(令和5年)2023年5月に新型コロナの感染症法上の分類が、季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しました。出社機会が増え、職場に近い都市部での賃貸需要が再び強まりました。 ここに新築・中古マンションの高騰が重なりました。特に東京23区は、海外の不動産投資家や富裕層の買い意欲が強いです。建築費・人件費の上昇もあり、マンションの値上がりが鮮明です。さらに、臨海エリアでの地下鉄の事業者決定しまして、東京臨海高速鉄道に新路線が出ることになり、2040年ごろ目指しています。 不動産経済研究所(東京・新宿)がまとめた1月の新築マンション平均価格は、東京23区で1戸当たり1億1561万円と前年同月比で36.7%高くなりました。都心部は中古マンションでも1億円超えが珍しくない状況です。 家賃動向を分析するアットホームラボ(東京・千代田)の磐前淳子データマーケティング部長は「新築・中古マンションは実需層が買えない局面になりました。購入を諦めた人の賃貸シフトが進んだ」と指摘します。賃貸需要が強まり、家賃相場に上昇圧力がかかりました。 東京23区の募集家賃を規模別でみると、ファミリー向きが前年同月比8.0%高、カップル向き(30~50平方メートル)が6.7%高だったのに対し、シングル向き(30平方メートル以下)は3.1%高にとどまりました。 大企業を中心に賃上げが広がり、共働き家庭では家賃の負担能力が一定程度高まりました。ファミリー向きやカップル向きは、貸し手が募集家賃を引き上げやすい環境になっています。主な入居者が学生や高齢者で、賃上げの恩恵が及びにくいシングル向きとは対照的でした。 都市部への人口流入の傾向は変わらないです。マンション価格の高止まりなどで「家賃相場は当面下がる理由がない」との見方が多いです。
横浜市でも東京にアクセスしやすい駅近かエリアのファミリー向けが上昇しております。以前は専業主婦が当然だった時代は、夫に長時間の満員電車通勤させて妻と子供は家で昼寝していればよかったものが、今や妻が自分で働くとなると自分が長時間通勤とか、バス便は嫌だし、子育てもできなくなるので、都心とか利便性が高いところに住むようになってきました、これを女性上位時代の現れです。
※これは、東京23区だけでなく隣接の横浜市も同じ傾向にあります。
特に横浜市は、人気の西区、中区、神奈川区、港北区、青葉区の5区が家賃も上がっていますし
土地の値段も上昇傾向にあります。神奈川区の臨海部の東高島駅周辺で、土地区画整理工事をしておりまして、三井不動産レジデンシャルで高層タワーマンションを計画しております。
規模はC-1地区が地上47階、塔屋2階、地下2階、高さ約165m、最高高さ約180m、敷地面積約1万1000㎡、建築面積約4,300㎡、延床面積約8万7000㎡、C-2地区のA棟が地上42階、塔屋2階、地下2階、高さ約150m、最高高さ約165m、B棟が地上52階、塔屋2階、地下2階、高さ約180m、最高高さ約195m、A・B棟合わせた敷地面積約1万7100㎡、建築面積約7,300㎡、延床面積約13万8000㎡となります。事業者は日本貨物鉄道と三井不動産レジデンシャルで(令和7年)2025年度着工、(令和11年)2029年度竣工予定となっています。横浜のシンボルのランドタワーは、高さ約296m地上70階になります。2024年のビルで日本で一番は、麻布台ヒルズJPタワー高さ325メートル地上64階です。ザ・タワー横浜北仲は、高さ199m地上58階です。
隣接のコットンハーバータワーと合わせるとそこそこのタワーマンションエリアと変貌いたします。
コットンハーバーーエリアは、周辺の開発が遅れている影響もあり、みなとみらいや北仲エリアに比べると買いやすい価格帯で動いております。これからの東高島駅北地区開発の恩恵が受けられる立地なので、将来的には期待できそうな感じはいたします。さらに運河の埋め立てもするなど大規模なまちづくりとなります。
新築タワーマンションの総戸数が2200戸で、既存ハーバーエリアで1000戸なので、約3200戸になります。
足元の公開空地、道路の整備もされるため現在の姿からは想像できないくらい美しい街並みになると予測されます。北仲エリアにある、ザ・タワー横浜北仲の三井不動産になりますので、同じくらいのまちづくりになると予測できますので安心感があります。