横浜市臨海部のみなとみらい21(MM21)地区に隣接する北仲地区に大規模複合施設2棟の建設が始まりました。1棟は財閥系住友不動産などが開発を手掛ける150メートルのビルでホテルや住居などが入居します。もう1棟は大手開発会社東急不動産などが商業施設や住居などからなる150メートルのビルを建築します。(令和8年)2026〜(令和9年)27年に竣工する予定で、20年以上かけた北仲地区の再開発が完了します。 北仲地区はJR桜木町駅から徒歩8分、横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道」駅から徒歩1分の場所にあるエリアです。MM21地区の幹線道路「栄本町線」南側の地区は(令和2年)2020年に完成した横浜市新庁舎があります。 北側の北仲通北地区は約7.5ヘクタールで横浜第2合同庁舎があるほか、(令和1年)2019年に35階建て、2300室を有する「アパホテル&リゾート横浜ベイタワー」が開業しています。(令和2年)2020年に高さ200メートルの複合施設「横浜北仲ノット」が竣工しました。この高さは、神奈川県ではランドマークに次ぐ高さになります。ここには、58階建てのザ・タワー横浜北仲も建っています。建築中の時は、まだまだ再開発タワーマンションが億超えなどが全然無かった時代でして、開発会社の丸紅に知り合いがいまして、戸数が1000戸以上あったので、かなり価格を抑えて分譲したと言っておりました、それが、完成して数年したら、なんと倍以上の価格になっている住戸がリセールで出ています。これがまさに資産インフレの例だと思います。青田売りで買える決断力が将来の資産を増やせることになります。 大和地所(横浜市)と住友不動産は市庁舎の向かいの地区に地上40階、地下2階、高さ150メートルの複合施設を建設します。竣工は(令和8年)2026年11月を予定です。延べ床面積は9万7000平方メートルで1〜16階はMICE(国際会議や展示会)も誘致可能な高級ホテル、18〜40階には住友不動産の最高級賃貸マンションの「ラ・トゥール」が入る計画です。残念ですが分譲は無いということです。もし分譲されれば、億ばっかりだったと思います。
下層階から上層階まで海を眺められる立地で、ホテル部分は約300室と大型の多目的ホールを設けます。賃貸マンションは駐車と出庫を代行する「バレーサービス」や24時間対応のバイリンガルのコンシェルジュサービスを備え、平均100平方メートル以上の大型住戸を中心に約200戸を用意します。住友不動産担当者は「北仲エリアはみなとみらい21地区の新しい街並みと、馬車道や伊勢佐木町などの歴史ある街並みの両方を楽しめる結節点。職・住・遊がそろった魅力的な立地」と力を込めています。
「ラ・トゥール」シリーズは東京を中心に28棟を展開しており、外国人やIT経営者など富裕層の支持が厚く、同ブランド内での住み替えニーズも強いといいます。横浜・山手エリアの経営者だけでなく「東京や世界の高度人材のニーズに対応した住環境を用意することで、新しい住民の呼び込みにもつながる」(住友不動産担当者)と地元企業へのメリットも指摘します。
アパホテル&リゾート横浜ベイタワーの隣接地区には日新(横浜市)や東急不動産、京浜急行電鉄、第一生命保険が地上40階、地下1階、高さ150メートルの複合施設を整備し11月に着工した。延べ床面積は10万9000平方メートルで1〜2階には商業施設が入り、海側の水際線には芝生広場も設置する。2〜6階はオフィスに充て、高層棟は共同住宅となる計画です。竣工は(令和9年)2027年6月を予定になっています。
両施設が完成すると北仲地区の再開発計画は完了します。水際線には一般の人も利用できる遊歩道や公園を整備し、マルシェなどのイベントが開催される予定で新たなにぎわいをもたらすエリアとなりそうです。
開発事業者と横浜市は北仲地区一帯の建物と横浜市役所、JR桜木町駅近くまでデッキでつながるよう立体通路を整備する計画しています。横浜市都市整備局の担当者は「関内・関外とMM21をつなぐ場所で、観光客
の回遊にもつなげたい」と話しています。
(住友不動産らによる複合ビル建設地)令和8年度に完成予定!
(東急不動産らによる複合ビル建設地)令和9年度に完成予定!