不動産調査会社の東京カンテイ(東京・品川)が8月22日発表した7月の中古マンション平均希望売り出し価格は、東京都心6区(千代田・中央・港・新宿・文京・渋谷)で前月比1.8%高い1億2276万円でした。上昇は18カ月連続です。6月に初の1億2000万円台に達した後も一段と上昇が続いています。 調査は専有面積30平方メートル未満の住戸や事務所・店舗用を除く、ファミリータイプが対象です。 都心の中古マンションの価格上昇が続く一因には、流通戸数の減少があります。東京カンテイによると、7月の流通戸数は都心6区が2989戸と前月に比べて138戸減っています。東京23区も1万2634戸と前月より383戸少なく、5カ月連続で減少しました。相場高のなかで売り時を見極めるために物件オーナーが供給を控える傾向がみられ、さらに価格を押し上げる構図になっています。 東京23区が前月比1.0%高い7551万円でした。首都圏全体では前月から横ばいの4629万円。都県別では東京都が0.6%高い6571万円でした。神奈川県は0.1%高、埼玉県は0.7%安、千葉県は0.8%安となりました。 神奈川県、埼玉県、千葉県は前年同月比でみると下落が顕著です。神奈川県は前年同月比でみると2.0%安、埼玉県と千葉県は4.7%安で、東京都の2.5%高と差が出ています。買い手に投資家も多い都心部と実需層が主体の周辺地域で異なる値動きをしています。 東京カンテイの高橋雅之主任研究員は「首都圏では東京とそのほかのエリアに差が出ているうえ、東京都内でも区によってさらに上昇するところと頭打ちのところで差がみられます。特にローンを組んで購入する実需層は金利の上昇でさらに購入を慎重に検討するだろう」と指摘しています
※我々から見ました、金利の利上げによるマンション価格への影響
7月の下旬に日銀の金融政策決定会合で、政策金利を0.25%程度に引き上げる利上げが発表されました
我々からの見解としてですが、マンション価格への影響はほぼないと考えます
確かに金利のある世界への移行は徐々に進んでいくかと思いますが、メディアは利上げ!利上げ!と
煽りすぎていて、理解できません。
下記の要素から引き続きマンション価格は上がっていくものと考えています
・日本国民のマインドも含めてインフレは転換
・都内にマンションを買う層は賃金が継続的に上昇している(今後も続くと思っています)
・原価高騰(特に今後は人事労務費用)
・外国人からの東京不動産への熱量は下がらない
・日本の経済状態から住宅ローン金利が短期的に1%超えることは考えにくし、
世界的に見るとまだまだ超低金利で美味しい状況です
かなり多くの方から相談を受けますが、金利が上がっていくから買うの止めようとか、慎重になるとか
思う人が極所的に増える今がチャンスかもという考え方もあります。
欲しいと思う人は、慎重になる人が増えれば、重なることが減るので物件購入チャンスが増えます