日本の不動産投資、1〜2年は困難続く
ドイチェ・アセット オルタナティブ運用部長兼アジア太平洋リサーチ・ヘッド 小夫孝一郎氏
――国内不動産の投資環境をどうみますか。
「オフィスのリーシング(誘致)
「
――
「
――投資の魅力があるセクターはどこですか。
「物流施設です。大型案件の完成で空室率が上がり、
「分譲マンションが高騰するなか、
――米国市場は底入れしたとの見方があります。
「全てのセクター平均の物件価格は高値から24%も下がりました。
「日本の不動産は米欧と比べ値下がりしていなかったです。
おぶ・こういちろう 三井住友銀行を経て07年にドイツ証券入社、
待機資金4000億ドル、市場回復の支えに
ジョーンズラングラサール グローバルリサーチ部門リサーチディレクター マシュー・マコーリー氏
――米国が9月に利下げを始めました。
「好転し始めています。2024年1〜
「米経済成長は来年、少し減速しても続きます。
――投資家の関心が強いセクターは。
「投資額が増えるといっても、セクターの濃淡は大きいです。
「主要国で高齢化が進み、
「データセンターは今後数年は(
――日本市場をどう見ますか。
「
「不動産のリターンの大半は賃料の伸びによってもたらされます。
Matthew McAuley JLLグローバルリサーチ部門にて、世界の不動産市場の調査、
[日経ヴェリタス2024年11月24日号]