不動産経済研究所が5月20日に発表した4月の首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の新築マンションの発売戸数は、前年同月比3%増の1006戸でした。プラスは6カ月ぶりです。東京都で供給戸数が減ったが、千葉県の大型物件が全体をけん引しました。平均価格は3カ月ぶりに下落しました。 千葉県鎌ケ谷市や幕張エリアでタワーマンションなどのまとまった売り出しがあり、同県は4.5倍の326戸と大幅に伸びた。神奈川県は34%増、埼玉県は27%増だった。東京23区が47%減、東京都下は59%減だでした。 東京23区の平均価格は前年同月と比較すると7%減の9000万円で1年ぶりに1億円を下回りました。高額物件の供給が少なく、3億円を超える超高額物件の供給はなかったです。首都圏の平均価格は9%減の6999万円となりました。 首都圏全体での消費者の購入割合を示す初月契約率は66%と好調さの目安である70%を下回りまいした。
不動産経済研究所の調査では、2025年3月の23区新築分譲マンションの平均価格は、11632万でした。4月は9000万になり、約2000万円下がりまして、マンション価格が暴落してバブル崩壊と一部のメディアで報道されていました。ニュースだけ見ますと急激な下落だから、家探しはもっと下がったらとか待った方がいいのかとか、イメージしやすいですが新築分譲マンションの平均価格は、マンション市場の相場を知る上では全然重要ではありません。
新築マンションの販売は、中古マンション販売とは全然違います
販売スケジュールが1期1次は、8月3抽選とか2次は12月になりますなど、毎月の発売ではありません。
超高級新築マンションの発売がないと、平均価格が下がることもあります。
今回の4月は、ちょうど高額帯が無くて下落したと読めます。3月は、港区湾岸エリアで、新日鐵興和のリビオタワー品川の発売月でしたので1億円超えていました。こちらの平均坪単価800〜900万になりますので、ほぼ1億円以上の物件になります。
中古マンションの相場や指数を知るには、国土交通省からの不動産価格指数を見た方がいいです。2010年を100としますと、2024年は倍の200になっています。つまり、値段が倍になっているということです。戸建てとか土地価格は、1.2〜1.3倍ぐらいとなっております。マンションの指数が上がっているのは、駅前の好立地で、大規模開発分譲のおかげで値段が上がっている感じはいたします。
データをちゃんと見れますと、新築マンション価格が1回や2回に下落をしたらから暴落で、バブル崩壊だと思わないで、正確な意思決定をしていただければと思います。確かに住宅購入は、人生の大きなイベントになるので、慎重になることも大事ですが、ずっと先送りしていますと、病気になったりとか、転職してしまい、住宅ローンが組めなくなるとか出てくることもあります。
youtubuerとか有識者がタワマン暴落とか日経平均暴落とかつぶやいたり、発信しますと、数字が取れるのでよく目にしますが、データをもとに正確に判断していきましょう。
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