都心の中古マンションの価格上昇が続いていています。2025年8月の平均希望売り出し価格は東京都心6区(千代田・中央・港・新宿・文京・渋谷)で70平方メートルあたり1億7030万円と前月比2%上がり、最高値を更新しました。新築物件の供給が少ないうえに、株高で資産が増えた富裕層らが高額な中古物件の購入へ動き、相場を押し上げています。 不動産調査会社の東京カンテイ(東京・品川)が24日に発表しました。調査は事務所や店舗用を除いた専有面積が30平方メートル以上のファミリータイプの物件を対象としています。 都心6区の価格が1億7000万円台に乗るのは2004年1月の集計開始以来初めてです。前月比の伸び率は6月(0.5%)、7月(1.7%)と月を追うごとに拡大しています。 今年は春以降、都心6区の上昇率は緩やかに鈍化していました。前年比で30%超という高騰ぶりについていけない消費者が増え、相場が息切れしているとの見方が多かったです。 ここにきて伸びが再加速しているのはなぜか。野村証券の福島大輔アナリストは「足元で日経平均株価が最高値を更新するなど株式市場が強く、株高で資産が増えた富裕層が活発に高額物件を買っている可能性がある」とみています。さらに、野村證券は、独自に不動産部門がございまして系列には野村不動産ソリューションズには紹介しないで、買いたいニーズに応えて取引を増やしている感じです。富裕層は、セカンドハウスや転売の目的で購入するケースが多いです。
加えて上昇相場を支えているのがマンションの品薄感です。都心6区で販売している中古物件の流通戸数は8月時点で3689戸で、2カ月続けて減少しています。
新築マンションの供給が細っているため中古物件に代替需要が向かっています。国土交通省の建築着工統計によると、東京都の住宅着工戸数は7月に1万257戸と前年同月比1.2%減っています。なかでも分譲マンションは1619戸と28%減で、2桁の減少が4カ月続いています。工事現場の人手不足やコスト高で住宅の建築が滞っています。
対照的に着工が増えているのが賃貸物件です。東京都の貸家の着工戸数は7月に6177戸と前年同月から12%伸びています。住宅着工全体に占める貸家の比率は約60%と、5割前後だった前年から上がっています。
東京カンテイの高橋雅之上席主任研究員は分譲マンション減・賃貸増の背景について「マンションが高すぎて買うのを諦める層が多く、賃貸物件の需要が強まっています。デベロッパー側にとっても、価値が上がり続ける物件を分譲にして手放すよりも賃貸にして手元に置いておく方が合理的といえる」と指摘しています。
東京23区の平均も過去最高を更新した。70平方メートルあたりの価格は前月比2.3%高の1億721万円(@506万)で、16カ月続けて前月を上回っています。首都圏(1都3県)の平均は0.5%高の5887万円(@278万)だった。神奈川県は0.1%高の3983万円(@188万)、埼玉県は0.4%高の3020万円
(@142万)、千葉県は0.5%高の2812万円(@132万)となっています。この平均価格は、あくまでもニュース記事に収まるような価格なので、中古マンションは、個別要素が非常に大きいために相場はありますが、たまたま掘り出しものなどとか、価格交渉ができる物件があるので、我々が入っていきまして交渉していきますので、 \お気軽にご相談ください!/

(渋谷区にあります、ヴィンテージ物件広尾ガーデンヒルズ)