購入の申込とは、単なる予約です!
従いまして、『申込をして、物件を確保してからじっくり再検討する』というのが、とっても賢い方法だと言えます。
申込金額が決まったら、いよいよ購入の申込をします。
購入の申込とは、お客様が 『この家(物件)私が買います。』との事を売主様に伝える事です。
とは言っても、「口で言っただけ」と言う訳にもいかないので書面で申込をします。
この書面は仲介業者に必ず置いてあるので、お客様が用意する必要はありません。
そして、この申込をする事によって、一般的には “予約” が出来るわけです。
この申込をしないと、お客様が 『よし!買おう!』と決めた時には、すでに他の人が買ってしまった。なんて事がよくあります。
ですから、だいたい80%位気持ちが固まったら申し込んでしまう事です。
この様に、まず、物件を確保しておいて、契約までにもう一度ゆっくり、じっくり考えて下さい。
熟慮の結果、 もし 『やっぱり買うのをやめよう。』となりましたら断れば良いです。
大抵の仲介業者は、あまりこういう事を勧めてはくれませんが、実はこれが一番良いやり方なんです。
そうは言っても、 『まだ購入の申し込みをするほど気持ちが固まってないなぁ』 って事はよくある事です。または、『購入の申し込みをしたら絶対買わなきゃダメなの?』と疑問もあると思います。
でも大丈夫!そんな事はありません!!
申込をしても契約さえしなければいつでも止められます。
しかもペナルティー(罰則金)等は一切ありません。
申込はあくまでも「購入予定の意思表示をしただけ」って事ですので、『やっぱりやーめた』がいつでも出来るわけです。
また、一部の業者では、申込金や予約金などを頂いている業者もありますが、私が担当する契約ではそのような事は一切ございません。
これはお客様の心理が「申込金を払ったのだから、買おう」となりやすいのでしているだけです。
『申込金を取る業者は要注意!!』です。
しかし、いくらペナルティーが無いからといって、節度無く申込めば当然トラブルの原因にもなりかねません。あくまでも購入を前提に80%程度、心が決まったらにして下さい。
また、購入の申込の際に契約日を決める必要がありますが、この日にちは大事です。
売主様にとっては、より早く契約をして頂ける方が嬉しいので、価格交渉にも影響を致しますので、出来るだけ早い日にちを提示しましょう。
そして注意すべき点は、価格交渉が成立してあとは契約日を待つばかりという時に、売主様サイドにもっと高い価格(満額)で他のお客様から購入の申込が入った場合は、価格の高い方に合わせて頂く様に依頼がまいります。従いましてお客様にとっても、他のお客様からの”ヨコヤリ”が入る前に、なるべく早く契約を行うことがベストと言えます。
今日のポイント
他の人に買われない様に申込で物件を確保する。
サイン前ならいつでも止められる。
申込金、予約金は業者の常套手段、払う必要なし!