●首都圏の内容
成約件数は、前年比で6.6%増加しています。13ヶ月連続で前年同月を上回り、7月としては、1990年5月の東日本住宅流通機構発足以降、過去最高になりました。成約価格は前年比プラス12.2%の2ケタ上昇、9ヶ月連続で前年同月を上回りました。
土地面積は前年比ー7.4%縮小しました。建物面積は前年比ー0.7%になりました。
●地域別動向
成約件数は、千葉県以外の地域が前年比で増加しています。横浜・川崎市と埼玉県は12ヶ月連続、東京区部と神奈川県他は、10ヶ月連続で前年同月を上回りました。これは、住みたいエリアの人気エリアが多くある神奈川と埼玉県の方が多いので、千葉県より、成約数が増加傾向です。ただ今後は、神奈川県の在庫がなくなり、価格が上昇すれば都心までの通勤を考えて、千葉エリアも検討者が増えてくるのではないかと考えられます。
ただ、期待できる地域としては、駅前の大型再開発案件が多いのは、神奈川県エリアになりますし、リニア中央新幹線が通ることも大きいと思います。
2021年になりまして、中古マンションのからの反映で、中古戸建てにも波及効果でています。
在庫が少なくなり、価格が上昇のトレンドに入っています。
また、条件も最初は駅から10分以内で築10年以内で探していたが、在庫がなく、20分以内で
築20年以内までと条件を緩める傾向が出てきています。
神奈川エリアの中古戸建ては、近隣エリアの駅前再開発の影響や、(始発駅・生活完結型の利便性等)に沿っているエリアの戸建てになるので、今後も人気が出るトレンドです
ですから、先延ばして検討するよりは、今ある物件を購入した方が適しているかと思います